8月30日、大雪山国立公園の山中で、1人で登山中の男性がクマと遭遇しました。男性はクマが近づいてきたため、スプレーを使い、無事でした。

 男性とクマが遭遇したのは、大雪山国立公園の高根ヶ原分岐から忠別岳側へ約2キロの登山道です。

 環境省によりますと、30日、午後4時ごろ、「ヒグマが近づいてきて撃退スプレーを噴射して追い払った」と登山中の40代男性が白雲岳避難小屋の管理者に届け出ました。

 男性は、鈴を携帯し、ラジオを流しながら登山中にクマと遭遇したということです。

 クマと男性との距離はわずか10メートル。

 クマの体長は分かっていません。

 環境省は、薄暗い時間帯は行動しない、複数人で離れず行動してほしいと注意を呼び掛けています。

北海道文化放送
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