先月22日に着任した県警本部の田中靖之本部長が未解決事件となっている金沢市内の現場を視察し犯人検挙への決意を新たにしました。
先月、石川県警に着任した田中靖之本部長が、3日訪れたのは金沢市久安2丁目の事件現場です。
この事件は17年前、会社員の橋本清勝さん(当時22歳)が何者かに頭を殴られて殺害されたものです。警察はこれまでにのべ5万3000人の捜査員を動員したほか、約1600人から情報の聞き取りを行っていますが、いまだ犯人検挙にはいたっていません。
田中本部長は現場で捜査員から事件の概要を聞き、犯人検挙への決意を新たにしました。
石川県警 田中靖之本部長:
「自ら現場に立って事件を必ず検挙するという思いを強くした捜査資料をもう一度精査してみて新しい発見がないかどうかそういう捜査ができるような指揮をとりたい。」
現在も捜査員30人が地道な捜査を進めていて警察は、現場のアパートで目撃された男性の似顔絵を公開し情報提供を呼びかけています。
情報提供は金沢中警察署076-222-0110076-222-0110までお願いします。