元メジャーリーガーの松井秀喜さん(51)が、地元・石川県の能登で野球教室を開催。
そこにイチローさん(51)がサプライズ登場しました。
この豪華共演ですが、実は、イチローさん自ら志願しての参加でした。
能登半島地震の被害を受けた石川県七尾市で野球教室を行った松井秀喜さん。
そこに駆け付けたサプライズゲスト。
司会者の紹介中にもかかわらず、我慢できずに姿を見せた、イチローさんです。
自身も阪神・淡路大震災を経験し、能登の復興を願うイチローさんからの提案で、松井さんとの豪華な野球教室が実現しました。
そして、子供たちが見つめる中、松井さんがフリーバッティングを披露しました。
51歳とは思えないパワーで、能登の夜空に豪快なアーチを描いた松井さん。
最後の質問コーナーでも、イチローさんが身ぶり手ぶりで“イチ流”指導。
子供たちにとって忘れられない1日となりました。
松井秀喜さん:
能登までイチローさんが来てくださった。感激というか、イチローさんに感謝ですね。きょう来てくれたお子さんたちは、もともと想像していたこと以上のとんでもなく大きないい時間になってくれたんじゃないかなと思います。
目を輝かせていた子供たちからの質問を受けつけるコーナーもありました。
そこで、イチローさんに対して、「プロ野球選手になっていなかったら何をしてた?」という質問がありました。
イチローさんは何と答えたかというと…。
イチローさん:
ボクは“セミ”って答えます。セミはなんかいいなと。実は(土から出て)2週間という説もあるらしくて、いずれにしても短い。だけど、出てくるまですごく長いの。土の中にいる時間が年単位なんだって。そういう生き方もいいなって思ってる。職業としては僕も野球がなかったら何者でもないので、全く考えられないのだけど。次があったらセミになりたい。
ということで、イチローさんがプロ野球選手じゃなかったらなりたかったものは「セミ」でした。