石川県内でこの夏に発生したマリンレジャーの事故は、プレジャーボートの事故は去年より半減した一方で、死亡事故は去年より2人増えたことが分かりました。
第九管区海上保安本部のまとめによりますと、今年7月と8月に石川県内で発生したプレジャーボートによる事故は、モーターボートが2件、ミニボートが1件でした。水上オートバイなどの事故はありませんでした。事故はあわせて3件で去年からは半減しました。いずれも機関故障などが原因で、運航不能となりました。船長はいずれも石川県在住者だったということです。
一方、マリンレジャーに伴う海辺の事故は、遊泳中の事故が7人でその他が1人、釣り中の事故はありませんでした。この内、3人が死亡していて、去年より2人増えています。遊泳中に事故があった7人はいずれも指定海水浴場以外で活動していました。
海上保安庁では、これから釣りシーズンが始まるとして、恒に最新の気象状況などをチェックし、ライフジャケットの着用や防水に対応した携帯電話の準備、また複数での行動を心がけるよう呼びかけています。