福井県教育委員会は、2025年3月の高校卒業者の進路実態調査結果を発表しました。大学や短大への進学率は、3年連続で6割を超えました。
県教育委員会によりますと、2025年3月に高校を卒業したのは6453人で、このうち大学や短大などへの進学者は4013人で、3年連続で6割を超えました。
進学先を見ると、県内は1446人で、前年と比べて89人増えた一方、県外への進学者は68人減りました。
県高校教育課によりますと、福井大学工学部の募集枠が増えたことが要因と見られるほか、保護者からは「物価高の影響で県外への進学をためらった」という声も聞かれたということです。
