敦賀まつりの最終日、16年ぶりに復活した「新内流し」が4日午後6時半から披露されました。
哀愁ある「新内節」と呼ばれる独特の語りは、敦賀市で生まれた浄瑠璃の流派が江戸時代に始めたものです。この「新内節」に合わせて三味線を弾きながらまちを練り歩く「新内流し」は、江戸で一世を風靡(ふうび)しました。
4日は参加者が、「新内節」に合わせて三味線を弾きながら街中を練り歩きました。
哀愁を帯びた三味線の音色と語りに何とも言えずない風情があり、港まち敦賀に秋の風景を感じさせていました。