自民党の両院議員総会から一夜明け、石破首相の任期を待たずに総裁選を求める動きが活発化しています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
石破首相が2日の総会で閣僚ら政務三役に対し「自由に意思表明して結構だ」と述べたことで、3日朝にかけて総裁選の前倒しに賛同する副大臣が新たに相次いでいます。
2日の総会後、フジテレビが対面などで取材したところ、前倒しを要求すると答えた副大臣・政務官は8人増え、合わせて16人になりました。
武部文科副大臣:
新しい自民党の出直し、つくり直しをするには総裁選はやるべき。
また、2024年の総裁選に出馬した高市氏や茂木氏、小林鷹之氏が前倒しを求める意向を固め、3人を支持した議員らの動向も注目されています。
午後には麻生最高顧問が派閥の研修会で前倒しを求める考えで、43人いる麻生派議員に影響しそうです。
一方、森山幹事長らの辞意表明について、ある党幹部は「首相が慰留し、森山さんはしばらく続けるだろう」との見通しを示しています。