パ・リーグ優勝争い。首位ソフトバンクを2ゲーム差で追う2位ロッテが新型コロナウイルスの脅威に直面した。

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感染予防対策を徹底する中で起こった緊急事態。
それでも、井口資仁監督(45)は「主力が抜けるということは、優勝争いをしている中で非常に残念ではありますが、逆に言えば若い選手にも非常にチャンスだと思っていますし、今優勝争いの中で出るというのは非常にいい経験になると思いますので、これをチャンスに変えて今日からまた戦っていきたい」としっかりと前を向いた。

保健所からクラスター認定されず、予定通りオリックス戦が行われたZOZOマリンスタジアム。
ライトスタンドには、「コロナ禍を共に乗り越えよう」と横断幕が掲げられ、優勝争いの佳境のチームをファンが後押しした。

緊急事態を乗り越えることができるのか?
1・2軍で選手を入れ替えて臨んだこの試合。スターティングメンバーには1番・荻野貴司(34)に代わって、ドラフト3位ルーキー、国士舘大学出身の髙部瑛斗(22)がプロ初スタメン。

さらに、ショート藤岡裕大(27)に代わり、5年目の茶谷健太(22)が9番に入る。

招集された「若い力」で奮起したいところだったが、その前にオリックスの先発・山本由伸(22)が立ちはだかる。

初回、髙部は152キロのストレートに見逃し三振。

3回茶谷もフォークに空振り三振に倒れるなど、山本に4回までノーヒット。完璧に封じ込められる。

5回に7番・田村龍弘(26)が、あわやライトゴロになりかけたこの試合初ヒットを放つも、後続が指揮官の期待に応えられない。

7回、先頭のレオネス・マーティン(32)がバントの構えで初球から揺さぶりをかけ、意地のセンター前ヒットで出塁する。

しかし、あと1本が出ないロッテ打線。山本の前に8回までわずか2安打に抑え込まれ、優勝争い真っ只中の大事なシーズン終盤に、痛い完封負けを喫した。

週末の首位ソフトバンクとの3連戦は、主力を欠いた状態で臨むことになり、正念場で若手の奮起に期待がかかる。

【10月6日プロ野球結果】
巨人6-4DeNA
中日4-0ヤクルト
広島4-4阪神
日本ハム5-3楽天
西武3-1ソフトバンク
ロッテ0-3オリックス