防災への意識を高めてもらおうと岩手県一関市の小学校で土砂災害から身を守る方法を学ぶ出前講座が開かれました。

9月1日に一関市の弥栄小学校で開かれた出前講座には、全校児童38人が参加しました。

児童たちははじめに県の担当者から土石流や地滑りなど、土砂災害の種類について説明を受けました。

そして土砂災害から身を守る方法として、身近にある危険な場所を事前に確認しておくことや、異変を感じたらすぐに安全な場所に避難することなどを学びました。

児童
「災害は怖いなと思ったので危険を感じたら早めに避難する事が大事」
「本当に土砂災害が起こった時は、早めに避難するようにしたい」

また出前講座では、模型を使って土石流を再現する実演も行われ、児童たちは雨によって土砂が流れ出す仕組みや砂防ダムの役割について学んでいました。

出前講座は、釜石市や二戸市などの小中学校でも実施されていて、県では取り組みを通じて、地域の防災意識を高めていきたいとしています。

岩手めんこいテレビ
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