列島各地のグルメを集めた「全国うまいもの大会」が、9月2日に岩手県盛岡市の百貨店で始まり、初日から多くの人でにぎわいました。
静岡の浜松餃子や長崎のカステラ、そして山形・米沢牛のステーキ弁当など、盛岡市のカワトクで始まった「秋の全国うまいもの大会」には、北は北海道から南は沖縄まで50の店が集まっています。
オープン直後から長い行列ができたのは、愛知・名古屋の天むす専門店「地雷也」のブースで、しょうゆの香ばしさを感じられる味付けが人気の秘訣です。
今回が初登場、静岡・「修善寺プリン」の一番人気は、伊豆のブランド卵を使った「白極」で、米や貝殻を鶏のエサにしていることに由来する真っ白な色が特徴です。
千葉梨々花アナウンサー
「なめらか。卵のコクをしっかりと感じます」
そして、長野オリンピックスキージャンプの金メダリスト船木和喜さんが地元・北海道に設立したアップルパイ専門店も出店しています。
「王様の工房」 船木和喜さん
「減農薬で作った紅将軍という蜜と酸味もあって糖度が13度あるリンゴ。カロリーを抑えて体に優しい感じで作っている」
あちらこちらからいい香りが漂う会場には、初日から多くの人が訪れました。
買い物客からは「岩手であまり買えない食材がすごくいっぱいあるので、すごく楽しくていい」との声が聞かれました。
秋の全国うまいもの大会は9月8日まで開かれています。