東海道本線で実際に運行している車両を使った避難訓練が行われました。

訓練は列車の走行中に巨大地震が発生し県内に大津波警報が発表されたとの想定でJR東海の職員に加え高校生も参加しました。

福島流星 記者:
列車の床から地面までの高さは約1m20cm。参加者はまず入口付近に座ってからジャンプする格好で避難していきます

また自力で飛び降りることが出来ない人を2人1組で支えながら下ろす方法も体験したほか避難場所まで移動する流れなども確認しました。

JR東海静岡支社・鈴木秀人 運用車両課長:
乗車している乗務員の人数には限りがあるので、周りにいる乗客の力を借りてより安全に避難してもらうことが目的

JR東海は乗客を迅速かつ安全に避難させられるよう今後も同様の訓練を重ねていく考えです。

テレビ静岡
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