9月16日に高校生の就職試験が解禁されるのを前に、鹿児島県日置市の高校で生徒にエールを送ろうと出陣式が行われました。
「がんばるぞー!エイエイオー!エイエイオー!」
日置市伊集院町の鹿児島城西高校では、高校生の就職試験が解禁される直前のこの時期に、生徒たちを元気付けようと出陣式を行っています。
中川雅温記者
「今年で25回目を迎える鹿児島城西高校の伝統ある出陣式。これから応援団が3年生らに向けてエールを送ります」
2日は3年生と専攻科の2年生など、397人の生徒に応援団がエールを送り激励しました。
「フレーフレー!城西!フレーフレー!城西!」
この高校では166人が就職を希望していて、すでに26人は就職先が決まっているということです。
ヘアーデザイン科 美容師になることを希望・西花夏さん
「(将来の夢は)お客様に寄り添えるような美容師になることです。日頃から支えてくれている家族や先生方への感謝の気持ちを忘れずに、3年生全員で進路の実現に向けて頑張りたい」
社会福祉科 介護業界への就職を希望・阪野啓太さん
「おじいちゃんおばあちゃんを介護する人が少ないとテレビなどで聞いて、おじいちゃんおばあちゃんを助けたいと思った。(在学中の実習で)ありがとうと言われたときにとてもやりがいを感じた」
鹿児島労働局によりますと、2025年7月末時点で、2026年春の高校卒業予定者に対する求人数は6003人で、2024年の同じ時期と比べ、168人減りましたが、求人倍率は1.89倍で2024年より0.06ポイント減ったんですが、1989年以降3番目の高い水準が続いているということです。