2025年11月に長崎市でサッカー女子なでしこジャパンの国際親善試合が開催されるのを前に、2日、監督などが県庁を表敬訪問しました。
スタジアムシティでの日本代表戦は今回が初めてです。
県庁を訪れたのは、なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督と2011年のワールドカップで優勝に導き、現在は日本サッカー協会の女子委員長を務める佐々木 則夫さんなど4人です。
ニルス・ニールセン 監督
「興味深い試合を見せられるようにしたい」
なでしこジャパンは、2025年11月29日に長崎市のピーススタジアムでカナダの代表と国際親善試合に臨みます。
日本の世界ランキングは8位。
2027年にブラジルでワールドカップが開催されることになっていて、今回の親善試合は予選にあたる2026年3月のアジアカップ前、最後の試合になります。
カナダはランキング9位で、東京オリンピックで金メダルを獲得した強豪ですが、ニールセン監督は自信を見せています。
ニルス・ニールセン 監督
「(カナダは)身体が強い。日本はそれをプレーと思考のスピードで上回れるようにピッチで見せたい」
監督と佐々木さんは2日午前、平和公園と原爆資料館を訪れ、被爆80年の節目に長崎で試合できることの意義を感じたということです。
日本サッカー協会 佐々木 則夫 女子委員長
「スポーツは平和の象徴であり、長崎は平和の象徴でもあるので、そういうものを微力ながら、なでしこジャパンからもメッセージを伝えられれば」
チケットは9月14日からの販売を予定しています。