福岡市の高島市長が先月の大雨の際、SNSに投稿された「川の氾濫」について「偽情報」と誤った内容を投稿したことをめぐり2日、市は確認作業が不十分だったなどとする検証結果を発表しました。

福岡県内などで記録的大雨となった8月11日、「東区の香椎川が氾濫した」と投稿された動画について、高島市長は職員の現場確認や水位計の情報などをもとに、自身のSNSで偽情報だと指摘しましたが、その後、氾濫は事実だと判明し謝罪しました。

これを受け、市は一連の対応について検証した結果、関係部署との連携や確認作業が不十分だったと明らかにしました。

市によりますと、香椎川周辺では同一の場所で2回冠水が起きていましたが、市のシステムには1つの事案として2つの情報が混在して登録され、確認が不十分だったということです。

◆福岡市 防災・危機管理部 森山浩一部長
「今回の反省を踏まえて、各部署との連携強化を図り再発防止を徹底する」

市は今後、業務マニュアルを見直し、災害警戒本部の職員を増員するなど再発防止を徹底したいとしています。

テレビ西日本
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