9月2日午前、岡山市東区沖の瀬戸内海で、水上オートバイが航行できなくなるトラブルがあり、船長の男性ら2人が玉野海上保安部の監視取締艇に救助されました。
航行できなくなったのは、水上オートバイ「パーフェクト丸」です。玉野海上保安部によりますと、午前6時20分ごろ、東区正儀の切石鼻の南西、約600メートルの海上で、船長の男性(岡山市中区・34歳の会社員男性)から「水上オートバイが動かなくなりました」と玉野海上保安部に救助要請がありました。
監視取締艇「ありおす」が出動し、午前7時10分に現地に到着、その後、「パーフェクト丸」を曳航し、約1時間後に近くのマリーナに救助しました。船長の男性ら2人にケガはなく、船体の浸水や油の流出もありませんでした。
船長は午前6時前に友人(岡山市中区・35歳の会社員男性)と2人で、岡山市東区の吉井川マリーナを出航し、その後、エンジンが停止し、自力航行できなくなったということです。
天候は晴れで、南東の風2メートル。視界は良好で、海上も平穏だったということです。玉野海上保安部が航行不能となった原因などを調べています。
玉野海保ではプレジャーボートや水上オートバイなどに乗る人たちに対して、海難事故防止のため、船体やエンジンなどの出航前点検や、整備事業者による定期的な整備の実施を呼びかけています。