複数のオートバイが連なって岡山県内の高速道路を集団暴走した疑いです。警察は9月2日、オートバイのツーリンググループの神戸市の男ら6人を逮捕しました。
2025年5月、津山市池ケ原の中国自動車道で1人が転倒し死亡する重大事故を起こしたこのグループ。逮捕されたのは、神戸市西区の建設業、稲本貞光容疑者(54)など関西地方に住む50代から30代の男6人です。
警察によりますと、6人は、2025年5月、岡山県勝央町から津山市にかけての中国道で、それぞれが乗ったオートバイを連ねて、80キロの制限速度を大幅に上回る120キロ以上を出して走行。グループで車を左から追い越したり、直前で進路変更したりして法律で禁止される危険な行為をした疑いです。
警察は目撃情報やドライブレコーダーの映像などから6人の犯行を特定しました。グループはこの6人と死亡した1人、合わせて14人でツーリングをしていて、警察は他にも共謀した人がいる可能性があり、捜査に支障が出るなどとして6人の認否を明らかにしていません。