兵庫県内で空き家や留守宅を狙った窃盗を繰り返した疑いで、ベトナム人の男2人が逮捕されました。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、兵庫県加古川市に住むベトナム国籍の無職・グエン・バン・テウオン容疑者(24)と、チャン・ミン・ドゥック容疑者(25)です。
警察の調べによると、2人は去年11月からことし2月までの間、神戸市西区や兵庫県小野市などで空き家や留守宅に侵入し、貴金属などを盗んだ疑いがもたれています。
2人は技能実習生として入国し、食品加工会社で働く同僚でしたが、チャン容疑者は「法律に触れてでもとにかく稼げる仕事をやろうと思った」と供述しています。
2人は、住宅のポストに残るチラシなどの量で空き家に狙いをつけ、家の中に残る貴金属を盗んでいて、別の違法薬物事件の取り調べで犯行が発覚したということです。
警察は窃盗21件、被害総額155万円相当(うち現金1万円)を立件し、捜査を終結しました。