岩手県内には9月2日、「熱中症警戒アラート」が発表されていて、釜石では午前10時半までに36.6℃を観測しました。
一方で大雨となっているところもあり土砂災害などに注意・警戒が必要です。
2日の県内は、南から暖かく湿った空気が流れ込み、晴れて強い日差しが照りつけている沿岸や県の南部を中心に気温が上がっています。
2日午前10時半までに、釜石では36.6℃、山田で36.5℃を観測し1977年の統計開始以来9月としては観測史上最高の気温を更新しました。
このほか、2日は奥州などでも最高気温35℃以上の猛暑日となるでしょう。
気象庁などは2日、県内に「熱中症警戒アラート」を発表し対策を呼びかけています。
一方県内は大気の状態が非常に不安定となっていて、内陸と沿岸北部では大雨となっているところがあります。
一戸町奥中山では、観測史上最大となる1時間に43.5mmの激しい雨を観測しました。
雨のピークは、2日の午後から3日の明け方にかけてと見られています。
3日の昼前にかけて大雨による土砂災害などに注意・警戒が必要です。