9月1日夜、岩手県宮古市の国道上で73歳の男性がクマに襲われけがをしました。
男性は意識はあり命に別条はないということです。
1日午後7時半ごろ、宮古市茂市の国道340号線で「路上に衰弱したクマがいる」と、近くを通りかかった人から警察に通報がありました。
警察や市の職員などが駆けつけ、うずくまって動かないクマへの対応を検討していたところ、突然クマが動き出し、現場に偶然居合わせた73歳の男性が襲われました。
警察によりますと、男性は右腕や左足をかまれるなどのけがをしましたが、意識はあり命に別条はないということです。
クマは成獣と見られ、男性を襲った後、現場の東側の山に逃げていきました。
警察では付近をパトロールし、住民などに注意するよう呼びかけています。