3日も危険な暑さが続いていますが、ビーチにも異変が起きています。

そのビーチが、神奈川・藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場です。

2025年の開設期間は、例年通りだと8月31日までですが、異例の暑さが予想されたことから、特別に9月7日まで延長しました。

3日の藤沢市は、すでに31.1度を観測するなど厳しい暑さの中、「夏の最後」を味わおうと海に入る人の姿が多く見られました。

訪れた人は、「1週間延長してもらってうれしいです」「波を楽しみます」などと話していました。

そして、異例の残暑で海水温が高くなっていますが、思わぬ恩恵も。

江の島海水浴場協同組合・栗原義忠さん:
今年はクラゲの被害が少ないんです。まだ夏の思い出をつくりきれてない人たちは、ぜひ西浜に来てくれたら。

さらに6日、片瀬海岸西浜で楽しめるのが、「マイアミビーチショー“夏”花火」です。

片瀬海岸西浜がある藤沢市は、地形などが似ていることから「東洋のマイアミ」として売り出していました。

それがきっかけで1959年、アメリカ・フロリダ州のマイアミビーチ市と姉妹都市になり、花火の名前にも使われているということなんです。

例年より「1週間長い夏」。
藤沢市のビーチはまだまだ盛り上がりそうです。