仙台市の郡市長は太白区で持ち上がっている太陽光発電所の整備計画を念頭に、大規模な森林伐採を伴う計画の自粛を強く求めていくことを明らかにしました。

仙台市 郡市長
「大規模な森林伐採を伴う太陽光発電事業は決して好ましくないという、本市の考えを明確かつ強力に表明する」

仙台市は森林の大規模伐採を伴う太陽光発電事業について、生態系の破壊や土砂災害リスクの増加などが懸念されるとして、これまでの指導方針を全面的に改定し、事業者に立地自粛求めていくことを明らかにしました。

計画の見直しを手続き前に求めることができ、9月2日付けで施行となります。

太白区秋保町では山林約600ヘクタールに太陽光パネルと蓄電池の製造工場、メガソーラーを併設する計画が浮上しています。

仙台市 郡市長
「事業者の実態も見えない企業の連絡先も公表されていない。そういう意味では接触困難な状況」

秋保町での計画をめぐっては「仙台市が計画を容認している」などといった問い合わせが47件、市に寄せられているということです。

仙台放送
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