名古屋港水族館は、8月に死んだシャチ「アース」の死因が腸捻転だったと発表しました。
名古屋港水族館で長年愛された16歳の「アース」は国内唯一のオスのシャチで、7月31日からエサを食べなくなり、その後体調が悪化して8月3日に死にました。
解剖の結果、死因は腸がねじれて排泄などが上手くできなくなる「腸捻転」で、げっぷや嘔吐といった腸捻転の症状は死ぬ間際のアースにも確認されていたということです。原因は分かっていません。
名古屋港水族館はアースの骨を標本として残す予定で、水族館のシャチで1頭だけになったメスの「リン」は、現在イルカ2頭と同じプールで過ごしています。