独立プロ野球九州アジアリーグで火の国サラマンダーズが2年ぶり4度目のリーグ優勝を果たしました。

【リブワーク藤崎台 8月29日】
優勝までのマジックを「1」とし、ホームに宮崎サンシャインズを迎えたサラマンダーズ。初回からエラーに盗塁、フォアボールでチャンスを作ります。

【火の国サラマンダーズ 44松山佳暉選手】
「絶対ランナーを返すという気持ちで打席に立ちました。」

【西村勇気アナ・実況】
「ワンアウトランナー3塁1塁。さあチャンスが広がってバッターは4番の松山。ここまで今シーズン、HR8本を放っています。いい当たりだ、ライトの後ろ。ライトの向こう側、入りました。ホームラン!火の国サラマンダーズ3点を先制しました。」

2回に1点を返されたサラマンダーズですが、4回からは今季15勝を挙げている
エースの荒西が登板。

ランナーを背負うも、NPBオリックス・バファローズで磨いた投球術を披露します。

【西村勇気アナ・実況】
「ノーアウトランナー2塁のピンチ。荒西祐大。スライダー!見逃しの三振、ものすごい変化を見せました。」

この日はストレートの最速も145キロを記録するなど、4回から6回までを無失点におさえ、流れを渡しません。

打線も5回・6回と小刻みに追加点を挙げ6対2で迎えた8回裏。

サラマンダーズは打者一巡の猛攻で11対2と大量リード。

リーグの規定から、10点差をつければコールド勝ちで優勝が決まる打席にキャプテン・有田が立ちました。

【西村勇気アナ・実況】
「左中間、大きな当たりが抜けていく。2塁ランナーそれを見ていま、ホームイン。
12対2、サラマンダーズ優勝。九州アジアリーグの覇権奪回なる!」


【火の国サラマンダーズ 70小斎祐輔監督】
「勝ちました!」「(独立Lの)チャンピオンシップもあるんでそこでまたいい報告ができるようにこの後の試合もしっかり頑張っていきます。応援よろしくお願いします。」

【火の国サラマンダーズ 7有田光輝主将】
「(創設以来)ずっと強いチームというのがあったので。去年は負けて(優勝を逃して)初心に帰れたところだった。」
「『みんなと一緒に野球できてよかった』と率直にあの(優勝の)瞬間に思いました。」「目標は(独立L)日本一。それとドラフト指名の2つだと思います。」

サラマンダーズは全国の独立リーグの頂点を決めるグランドチャンピオンシップに
出場します。9月25日に栃木で開幕、2年ぶりの日本一を狙います。

テレビ熊本
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