天童市美術館で、海や生き物の“表情”に注目した写真展が開かれている。
写真家の中村征夫さんは、60年間で80カ国の海に潜り撮影を続けている。
天童市美術館で開かれている「海中顔面大博覧会」では、中村さんの作品の中でも“表情”にこだわった113点が展示されている。
神秘的で自然の力を感じるものから、クスっと笑えるユニークな写真まで。
海や生き物が一瞬みせた顔つきや、思わずほほ笑んでしまうようなしぐさを切り取った作品を楽しむことができる。
また、中村さんの作品はタイトルにユーモアがあふれているのも魅力のひとつ。
写真が伝える海の表情をより感じることができる。
(来場者)
「海に潜ってモチーフに出会った時の感動がある。その感動が一言のタイトルにつながっていてすごくすてき」
中村征夫写真展「海中顔面大博覧会」は、9月15日まで開かれている。