最上町の「道の駅もがみ」で川に親しむイベントが開かれ、2024年の豪雨災害で中止されたアユ釣りに子どもたちが挑戦した。

この体験会は、川遊びを通して地元への愛着心や自然を大切にする心を育もうと、「道の駅もがみエリア運営協議会」が小国川漁協や釣具店の協力を得て企画した。

小学生「とったどー」
指導者「おめでとう!」

観光施設やコンビニも立ち並ぶこの一帯は、2024年7月の大雨でつり橋の崩落や床上浸水の被害を受けた。
川と親しむイベントもすべて中止となり、道の駅もがみの売りの1つでもある“スロープを活用したアユ釣り体験”の開催は、町民も待ち望んでいた。

(参加した小学生)
「やったー。重かったけどとても楽しかった。今後もこういうイベントがあったら参加したい」

川の上流部にはアユやイワナのつかみどりができるスペースも設けられ、子どもたちは炭火で塩焼きにして、香ばしいアユの味を満喫していた。

道の駅のにぎわい創りに向けて、指定管理者の大場組は崩落したつり橋の再建を目指していて、2026年1月の完成を目標に11月に着工する方針。

さくらんぼテレビ
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