11月の広島県知事選挙に立候補する意向を固めた、横田美香副知事(54)について広島県議会の中本隆志議長は直接聞いてはいないとしながらも「女性知事誕生は今の時代にマッチしている」と好意的な受け止めを示しました。

午前8時半過ぎに登庁した横田副知事。
報道陣に知事選への立候補について問われると、近く会見を開く意向を示しました。

【広島県・横田美香 副知事】
Q:出馬について一言?
「いえ、どうもありがとうございます」
Q:会見はいつの予定ですか?
【広島県・横田美香 副知事】
「また、そういうのはまた別途」
Q:連絡してもらえますか?
【広島県・横田美香 副知事】
「はい、連絡します」

一方、広島県議会の中本議長は「本人から直接『確実に立候補する』と聞いていない」とした上で、次のように述べました。

【広島県議会 中本隆志 議長】
「女性活躍社会の中で女性知事というのは、やはり今まで県政になかった斬新な発想もされるんじゃないか。広島県をもっと前進させてくれるんじゃないかという期待感はすごくあります」

広島県知事選挙は10月23日告示、11月9日投開票の予定で現時点で、正式に立候補を表明した人はいません。

<スタジオ>
【記者の目・取材メモ】
取材した若木記者によりますと横田副知事擁立の背景には県議会の意向も大きかったということです。現在の湯崎県政を支える、主要3会派「自民議連」「民主県政会」「公明党議員団」が結束して支援できる候補者を選ぶことが重視されました。
湯崎知事は「後継指名はしない」としていましたが、県議会からは「事実上の後継候補」との声が上がっています。

テレビ新広島
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