日本の南の海上にある熱帯低気圧は早ければ9/3(水)夜、台風15号に発達する見込みです。その後の発達は非常にゆるやかですが、西日本から東日本を沿うように進む予想です。県内への最接近は、9/5(金)午前中と見込まれます。

広島地方気象台は3日夕方、「発達する熱帯低気圧に関する広島県気象情報」を発表しました。
熱帯低気圧から変わる台風が、5日午前中に広島県に最も接近する見込みです。広島県では4日夜遅くから5日にかけて、土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。
【雨の予想】
4日夜のはじめ頃から5日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。熱帯低気圧から変わる台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
4日に予想される1時間降水量は多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  南部 60ミリ
  北部 60ミリ
その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  南部 100ミリ
  北部 100ミリ

[風の予想]
4日夜遅くから5日にかけて海上中心に強い風が吹くでしょう。
4日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  南部 陸上 12メートル (25メートル)
     海上 15メートル (25メートル)
5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  南部 陸上 13メートル (25メートル)
     海上 18メートル (25メートル)

[波の予想]
4日に予想される波の高さ
    1.5メートル
5日に予想される波の高さ
    2メートル

9/4(木)の県内は、次第に北上する台風の進行方向・前面に位置するでしょう。最接近の前から、湿った空気の流れ込みは強まりそうです。

<南部・北部>
全般に雲が広がりやすいでしょう。雨は昼過ぎから、降ったり止んだりのエリアが出てきて、夜遅くにかけて強まりやすい見込みです。また、風も普段より強まりやすいでしょう。家の外のものなどが倒れたりしないよう、対策が重要です。

<この先1週間>
台風は金曜日の午前中にかけて県内に最も近づく見込みです。土曜日には日差しの多い天気が戻ってきそうですが、その後、来週にかけて、雲の多い天気やにわか雨など、スッキリとしない天気が再び続く見込みです。

テレビ新広島
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