「100メートル道路」とも呼ばれる広島市中心部の平和大通りの活用策を探ろうと、9月1日から新たな社会実験が始まりました。

平和大通りの緑地に現れた3台のキッチンカー。

広島市が行うこの取り組みは平和大通りを単なる道路ではなく「憩い」の空間へと利用目的を広げることで、その魅力や価値の向上を目指す社会実験です。

幅が100メートルある平和大通りは緑地帯も含めて全て「道路」として管理されているため、キッチンカーの出店は法令上、認められていません。

実験では、キッチンカーが歩行者の妨げにならないかや適正な台数や配置といった交通上の課題を検証します。

【利用した人】
うん、おいしい。
(キッチンカーが)あったら立ち寄りたいですね。
昼のちょっとした休憩にいいかなと思います

【広島市観光政策部 志田原昌哉主査】
今後の平和大通りを利活用し易くする環境づくりに活かしていきたいと考えています。
都心の貴重な緑の中で思い思いに過ごしていただければと。

この社会実験は今日から今月29日まで行われ、平和大通りの緑地2か所に8つの事業者が入れ替わりで出店します。

テレビ新広島
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