9月1日は防災の日です。1日朝、福井駅では県民の地震に対する防災意識を高めようと、県職員らが地震保険の加入などを呼び掛ける啓発活動を行いました。
1日は県危機管理課の職員らが、地震保険への加入や揺れを感知すると自動でブレーカーが遮断される「感震ブレーカー」の設置を啓発するチラシを通勤途中の人たちに配りました。
このうち、国と損害保険会社が共同で運営する地震保険は、地震や津波による損害が補償される保険で、火災保険とセットで加入する必要があります。県内の地震保険の世帯加入率は2024年度36.2%で、県は2029年度までに50%まで高めることを目標にしています。
県危機管理課の西本莉紗さんは「地震保険に加入することは被災した後の生活再建の支えになる。ぜひこの機会に地震保険への加入を検討してほしい」と話しています。
地震保険などの普及に向けた県の啓発活動は、2024年1月の能登半島地震をきっかけに2025年度から実施しています。
