去年、和歌山県の発射場で小型ロケット「カイロス2号機」の打ち上げに失敗した東京のベンチャー企業は、センサーの不具合が原因だったと明らかにしました。
東京のベンチャー企業「スペースワン」が去年12月に打ち上げた「カイロス2号機」は、予定していた進路を外れ、飛行を中断、打ち上げは失敗しました。
スペースワンは31日、この失敗についてモーター内で角度の乱れを検知するセンサーが不具合を起こしたことが原因だったと明かしました。そのうえで次回の打ち上げに向けてセンサーの設計の一部を見直すということです。
【スペースワン遠藤守取締役】
「複合的な故障が起きたときにこれがどう機能するかというところまで含めて検討して準備を進めていきたい」
カイロス3号機の打ち上げ時期はめどが立ち次第公表されます。