新潟県が2029年度に統合する計画を示している三条市の三条商業と新潟県央工業。この統合計画について8月29日、両校の同窓会長が滝沢市長のもとを訪れ、地域の新たなリーダーを育成する学校づくりを要望しました。

29日、三条市の滝沢亮市長のもとを訪れたのは、三条商業と新潟県央工業の同窓会長です。

両校をめぐっては、県教委が今年6月に公表した県立高校の再編整備計画で2029年度に統合し、商業系と工業系の学科を持つ“産業高校”とする方針が示されています。

【新潟県央工業高校同窓会 松縄嘉彦 会長】
「AIとかバーチャルではなくて、ものづくりの地域のこと、燕三条地域に即したしっかりした実学系の高校ということを、ぜひ統合した中で目指していただけるよう」

【三条商業高校同窓会 松永一義 会長】
「良い形の統合をお願いしたい。三条のためになる、子どもたちのための学校にしていただきたいと要望する」

「統合には反対しない」とする両校の同窓会長。地場産業の発展につながるよう技術やマネジメントを学ぶ事ができ、地域の新たなリーダーを育成できるような高校づくりに向けた取り組みを要望しました。

【三条市 滝沢亮 市長】
「少子化に伴う後ろ向きなもの、ネガティブなものではなくて、この地域の産業、そして教育をさらにパワーアップさせるための1+1を10、100にするための動きをしていきたいなと思う。きょうはまだスタートということで、一緒に頑張っていきましょう」

市は今後、同窓会と協力しながら地域の声を聞き、多くの子どもたちに選ばれるよう特色を生かした学校とするよう県に提案していくとしています。

【三条市 滝沢亮 市長】
「県の皆様、考えてくださいではなくて、しっかりと我々サイドで『三条市の未来のためにはこういう考え方がありますけど、どうでしょうか』ということをお伝えしていくというのがこれからのプロセス」

県立高校の再編をめぐって、県は急速な少子化が進む中、今年度から10年間で学校数を現在の86校から64校に減らす構想を示しています。

NST新潟総合テレビ
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