大阪府が「高齢者の特殊詐欺被害防止」を金融業者などに義務付けた条例改正を受け、
泉佐野警察署は銀行職員に対する「阻止訓練」を行いました。

訓練は今月28日、池田泉州銀行泉佐野支店で行われ、利用客と話す機会の多いロビー担当の職員たちが、高齢者に扮した警察官に声をかけました。

職員は「大阪府の条例で、電話しながらATMを操作するのは禁止されています」と高齢者役の警察官に声をかけます。

その後、「どこからの電話ですか?電話変わってもらってもいいですか?」などと話しかけ、緊張感を持ちながら詐欺被害を防ぐ訓練を終えました。

■過去最多の特殊詐欺被害…警察は「条例改正の周知」呼びかけ

去年の大阪府内の特殊詐欺被害額は、過去最多の約64億円に上ります。

こうした状況を受け、大阪府は「大阪府安全なまちづくり条例」を改正し、金融機関などの事業者などに「特殊詐欺の防止対策」を義務付けました。

泉佐野警察署の吉井一生活安全課長は「条例改正から1か月経つ。(通話しながらのATM操作が禁止されているという)知識はあるが、(利用客に)声かけをすることに躊躇してしまうところがある」と、条例改正の周知を訴えました。

関西テレビ
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