任期満了に伴う八代市長選挙は31日投開票。選挙戦は終盤を迎えています。現職と新人の一騎打ちで、現状の八代市政の推進か、再検証かが争点となっています。
八代市長選挙に立候補しているのは、いずれも無所属で届け出順に
現職で4回目の当選を目指す中村 博生さん(66)と
新人で元熊本県副知事の小野 泰輔さん(51)です。
【無・現 中村 博生候補(66)】
「龍峯校区の土砂災害など農地にいっぱい土砂が埋まっている。農地に戻さないといけない。国と県の支援をもらいながら八代市が全面的にやっていく大変重要な時期。
これをいち早くできるのは自分しかいない」
8月26日、一連の記録的大雨からの迅速な復旧を訴えるのは、4回目の当選を目指す無所属で現職の中村 博生さんです。
自民党や公明党、約100の団体から推薦を受ける中村さん。組織力だけではなく、選挙カーで細い路地裏にも回り、手を振り返す支援者の姿に、車を降りて駆け寄ります。
中村さんはこれまで3期12年で築いた国や熊本県との信頼関係を強調し、記録的大雨からの復旧復興や県が整備する工業団地への企業誘致など、現状の八代市政の推進や加速を訴えます。
【無・現 中村 博生候補(66)】
「国・熊本県・八代市の連携が取れたからこそ、今回の激甚災害の指定もいち早く決定していただいた。この連携を崩すことはできない。4期目は災害の復旧復興が一番」
【無・新 小野 泰輔候補(51)】
「今の八代市を考えるとどうなのか。色々とSNSでも言われている通り、議会や執行部の機能不全が取り上げられている。みなさんが知らないところで重要事項が決まっている。そしてみなさんの思いと違う政策が進められている。また望まない形で予算が〈ハコモノ〉に使われ消えていく。こんなことが八代でどんどん起きている」
8月26日、個人演説会を開いた無所属・新人で元熊本県副知事の小野 泰輔さん。
特定の政党や団体からは支援を受けない『草の根』の選挙戦を展開していますが、
個人演説会には野党系の県議や八代市議選の候補者なども顔を出し、約500人が
参加しました。
『市政の信頼回復』を掲げる小野さんは、2022年に約171億円をかけて
完成した八代市役所など、「事業の決定までの過程が市民に公開されていない」と
批判し、現在の八代市政の再検証や変革を訴えます。
【無・新 小野 泰輔候補(51)】
「今の八代市役所は都合のいい情報しか出していない。都合の悪いことは〈ノリ弁〉のように真っ黒に塗って出す。これが本当に市民に対する誠実な態度と言えるのか。
やっぱり改めないといけない。私が市長になったら徹底的に情報公開する」
現職と新人の一騎打ちとなった八代市長選挙は、31日投開票です。