広島県警の「だまされたふり作戦」で、詐欺グループの「受け子」とみられる外国籍の男2人が、福山市と尾道市で現行犯逮捕されました。
警察によりますと、台湾籍の田耀翔(ティエン・ヤオ・シャン)容疑者(23)は、「財務マネージャー」になりすまし、8月29日の正午ごろ、福山市三之丸町の歩道で福山市の自営業の男性(51)から現金500万円を受け取ろうとした疑いがもたれています。
田容疑者は特殊詐欺グループの「受け子」とみられます。
自営業の男性は、田容疑者の共犯とみられる人物からLINEのメッセージで投資の勧誘を受けていました。
男性は、29日に福山東警察署を訪れ、「投資詐欺に遭っているのではないか」「きょう現金を受け渡すことになっている」と相談。警察と共に「だまされたふり作戦」を決行する事にし、現金を受け取りに来た田容疑者を待ち伏せていた警察官が現行犯逮捕したということです。
警察の調べに対し、田容疑者は「人をだます事件に関わっているとは思っていなかった」と容疑を否認しています。
また、詐欺グループの受け子とみられるマレーシア国籍の男(19)も、尾道市の飲食店で無職の男性(58)から現金1000万円を受け取ろうとしたところを「だまされたふり作戦」で現行犯逮捕されました。
マレーシア国籍の男は「お金をだましとるつもりはありませんでした」と容疑を否認していて、警察は、事件のいきさつなどを詳しく調べることにしています。