レトロな風合いが魅力の印刷技術「孔版印刷」の魅力に触れる作品展が大野市内で開かれています。
孔版印刷は、版に開けられた穴からインクを押し出して印刷する方式で、版を重ねる際に生まれるズレやかすれがレトロな雰囲気を醸し出しています。会場には、80年代のアニメを思わせるポップなイラストなどが並びます。
作品展では、大野市在住のイラストレーター・キムラユキさんら国内の作家のほか、台湾の作家など14人のアーティストの作品を展示しています。
孔版印刷は、布やガラスなど、どんなものにも印刷できるのも魅力の一つで、発色の風合いとユニークなデザインも楽しめます。
9月15日まで大野市の「COCONOアートプレイス」で開かれています。