日本維新の会の吉村代表は28日、党所属の石井章参議院議員が勤務実態のない人物を公設秘書として届け出て、国からの給与を不正に受け取った疑いで、東京地検特捜部が石井議員の関係先を家宅捜索するなど、捜査が進められていることについて聞かれ「事実だとすれば除名。議員辞職するべき」と厳しく指摘しました。

■「国民・有権者にお詫び」「あってはならない」

【維新 吉村代表】「日本維新の会の石井参議院議員が、秘書給与の詐欺疑惑という理由で、強制捜査を特捜部から受けたというこの事態に対して、まずは国民の皆さんに有権者の皆さんにお詫びを申し上げます。こういった事態というのはあってはならないことだと思います。決して許されるものではありません。

とりわけわれわれは、『政治とカネ』の問題については厳しくするということで、自分たちの身を切る改革、報酬のカットであったり、企業団体献金を受け取らないと、こういうことも厳しくしてやってきました。あってはならないと思ってます」

■「事実だとすれば除名・議員辞職するべき」「犯罪で許されるものではない」

【維新 吉村代表】「もし今回の件が事実だとすれば、これはもう除名だと思います。そして議員辞職するべきものだと思います。

現在まだ本人とは、直接幹事長もまだ連絡は取れていませんけれども、もう近々本人と会う予定で本人と会うことになると思いますから、それを受けて、党としての方針を決定します。

まずはこの事態になっていることを、有権者の皆さん、国民の皆さんにお詫びをいたします。

(Q.連絡が取れていない理由はあるのか?)
【維新 吉村代表】「特に深い理由はなくて、拒否されてるというものではなくて、幹事長から『今日(28日)は本人の弁護士さんとは話をしました』という報告は受けていますので、そう遠くない将来、本人とも話をします」

【維新 吉村代表】「今回のこの件がもし事実だとすれば、これは犯罪です。あってはならないことで、決して許されるものではないということです。

国民のお金をだまし取ったということになりますから、決して許されるものでは、ありません」

関西テレビ
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