年々増加する窃盗などの犯罪被害を防ごうと、神埼市は防犯カメラの設置費用の一部を補助する事業などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
神埼市は28日、約3400万円の防犯対策費を盛り込んだ8月の補正予算案を発表しました。神埼市では窃盗などの犯罪件数が3年間で倍近くに増えていて、防犯カメラの設置を望む声が多く寄せられていたということです。
これを受けて、市内の事業者などが防犯カメラやカメラの取り付けに必要な柱を設置する場合費用の一部を補助するとしていて、今後市内の防犯カメラの数は現在の3倍以上に増える見込みです。
【神埼市 實松尊徳市長】
「少しでもそういう犯罪の抑止になればと思ってますし、万が一犯罪になってもですね、カメラの設置によって早期の逮捕につながる、そういったことになっていけば」
このほか災害に備えるための事業費として約3000万円を計上し、補正後の予算額は約229億円となる見込みです。