県内の新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。
県感染症疾病・管理センターによりますと、定点調査対象医療機関での新型コロナウイルスの患者数は「765人」で前の週の「417人」を大きく上回りました。
これにより、県は医療機関がひっ迫する恐れがあるとして先週、県内全域に発令した「新型コロナ医療ひっ迫注意報」を継続しています。
国立感染症研究所によりますと現在、流行しているのは、オミクロン株が変異した通称「ニンバス株」です。
無症状の感染者も多く、高齢者や基礎疾患のある人は、重症化するリスクが一定程度あると考えられるため、県は、部屋の換気や手洗いなど基本的な感染対策を呼びかけています。