福岡県うきは市で、去年からフルーツが大量に盗まれる事件が相次いだことを受けて、市や警察などが協定を結び、防犯カメラの設置が進められることになりました。

締結式は、28日午後にうきは市役所で行われ、市長と警察署長、JAにじの組合長が協定書に署名しました。

市内では去年からフルーツの窃盗事件が相次ぎ、7月も約7500個のナシが盗まれています。

協定などによりますと、3者が協力して犯罪抑止や犯人検挙につなげるため、市内の約10カ所に防犯カメラを設置するということです。

この協定を受けて、市内の農家はー

◆春光園 末次伸行さん
「朝早くから果物をちぎって、夜は監視できない。フルーツ泥棒の検挙、または抑止力になると思うので、農家としても大変ありがたいことだと思っている」

市は、9月の補正予算案に防犯カメラ設置の経費を計上し、成立後、速やかに設置したいとしています。

テレビ西日本
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