新潟県長岡市は8月28日、ふるさと納税について、賞味期限切れの返礼品を発送していたことが判明したと発表しました。
賞味期限が切れた状態で発送されていたのは、長岡市の冷凍海産物を扱う事業者が発送した「のどぐろ一夜干し3尾」です。
ふるさと納税1万8000円の寄付に対する返礼品で、寄付者は1人でした。
8月24日に、配送された商品が期限切れであったと寄付者から市へ連絡があり、市が事業者に対しヒアリングと現地調査を実施。商品の管理状況を確認したところ、今回発送された賞味期限切れの商品が、今年11月までが賞味期限となる商品と混ざって保管されており、事業者が期限を確認せず、発送したことが判明したということです。
市は寄付者に対して謝罪し、代替品発送の準備を進めるとともに、再発防止の徹底が確認できるまで、当該事業者のすべての返礼品の寄付受付を停止する措置をとっています。
市は「寄付者をはじめ関係者にご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。今後、このようなことがないようほかの返礼品提供事業者も含め、再発防止の徹底を図ってまいります。」とコメントしています。
