東京のJR上野駅に向かう新幹線の車内でモバイルバッテリーが発火した事故で、持ち主の男性が「モバイルバッテリーを充電した状態でキャリーケースにしまっていた」と話していることが分かりました。
警視庁などによりますと、28日午前8時ごろ、JR上野駅に向かう上越新幹線の車内で「モバイルバッテリーから出火した」と通報がありました。
50代の乗客の男性が、自分のキャリーケースから煙が出ているのを見つけ、中身を確認したところ、モバイルバッテリーが燃えていたということです。
火はすぐに消し止められ、この男性は軽傷です。
男性は「きのうの夜、モバイルバッテリーを充電した状態でキャリーケースにしまっていた」と説明しているということです。
JR東日本によりますと、この新幹線は新潟発・東京行きの「とき300号」で、運休などの影響はなかったということです。