宮城県加美町の小学校でコミュニケーション能力、「コミュ力」の向上を目指そうというユニークな出前授業が行われました。講師はお笑い芸人。ユーモアを交えた話し方のコツを子供たちが学びました。

加美町の中新田小学校にやってきたのは、お笑い芸人の「ぜんじろう」さん。マイク1本で話芸を繰り広げる「スタンダップコメディアン」です。

ぜんじろうさん
「お笑いは人をばかにするものではないです。まずは自分が楽しんで、何かをやるということだから、人が何か失敗したときとか『うわっ、失敗した』『うわっ、かんだ、すべった』とか言うんじゃなくて、ちゃんとフォローを入れてあげる」

授業のテーマは「コミュ力を高める」。ぜんじろうさんは失敗談を交えながら、自己表現のコツを紹介しました。

聞き手の共感を得るためには「自分で調べてみること」。身の回りのことにもっと関心を寄せてみてと、アドバイスしました。

5年生
「失敗はだめだと思ってたけど、失敗はいいことだと言われてすごく楽しかったです」
「いろいろ笑えることも多かったし、いろいろ学べて楽しかったです」
「挑戦をして失敗しても倒れないで、失敗しても成功の道だと思ってどんどん挑戦していきたいと思います」

6年生
「共感の笑いというものを学んで、今まで僕は笑いというのは大爆笑するようなものばかりだと思っていたんですが、納得できる笑いなどもあることがわかりました」
「友達の意見もちゃんと取り入れて、よく考えてから言葉を言うようにしたいです」

ぜんじろうさん
「恥ずかしいこと失敗したことマイナスのことをできるだけユーモアでプラスにして、生きがいに変えていただきたい。どんどんチャレンジして、それを面白おかしくしゃべれる、そういう強い人たちになっていって、しかも個人、自分の思いを大切にして、人との意見も反対意見も大切にすることをやっていただくとありがたい」

10月には、子供たちが町への思いや将来の夢をスタンダップコメディ形式で発表する予定です。

仙台放送
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