消防車がタンクの水が空の状態で出動を繰り返していました。
三重県の松阪地区広域消防組合によりますと、8月22日、松阪市の枯草火災の現場に明和消防署から消防車が出動し、隊員が放水を始めようとしたところ、1.5トンの水が入るタンクが空になっていることに気づきました。
火は直後に到着した別の消防車によって消し止められ、人的被害はありませんでした。
6月に点検のためタンクの水を抜いたあと、再び水を入れるのを忘れ、毎日行うはずだった水量計の確認も怠っていました。
消防車はこのほか10回水がない状態で火災現場に出動していましたが、放水の機会がなかったということです。