近年“風呂キャンセル界隈”や“外出キャンセル界隈”などという言葉を耳にすることが増えてきましたが、日常における様々な行為をやめる“キャンセル界隈”に新たな動きが出てきました。

27日の「ソレってどうなの?」は、「猛暑で?“コンロキャンセル界隈”」をテーマにお伝えします。

まず街で「今キャンセルしていること」を聞きました。

20代:
バイトキャンセルしてて。引っ越してまだ新しいの(アルバイト先)見つけられてなくて、働いてないです。

20代:
前まではダイエットキャンセル界隈してて、ずっと太っちゃってて。ダイエットキャンセル界隈を2~3年やっていた。

様々な“キャンセル界隈”があるようですが、近年若者を中心に“コンロキャンセル界隈”と呼ばれる人が増加しているそうなんです。

ある調査によりますと、自宅にガスやIHなどの「コンロがない・設置していない」という人が増加。

具体的に見てみると、男性は15.6%から19.3%、女性は9.3%から14.9%に増えているんです。
特に20代の男性や20~30代の女性など若い世代を中心にコンロを必要としていない割合が多いという結果になっているそうです。

なぜ“コンロキャンセル界隈”が増えているのでしょうか。
街で“コンロを使っているか”聞きました。

20代:
パスタゆでるときにIH使わないで100均で買った容器に入れて、そのままチンしてパスタソースかけて食べるとかよくやってる。洗い物、鍋やフライパンが増えるので、減らしたくて電子レンジをなるべく使う。暑くて、夏場はなるべく(コンロは)使わないようにする。

20代:
(電子レンジで)レンチンすれば、食べものはあるかな…あまり困らないかも。

20代:
(コンロ)あるけど使ってない。自炊しないから。面倒くさい、時間も掃除も。

暑さや料理の後片付けの手間などを理由にコンロをキャンセルしているという声がありました。

一方で、「コンロは必要だ」という人も多くいました。

コンロは必要・20代:
お金かかるので、外食だと。基本的には家で自炊。毎日使ってます、料理のときに。コンロないのは考えられない。

コンロは必要・20代:
(コンロが)なかったら必ず外食で散財するので、あったほうがいいと思う。(料理の)レパートリーが広がるので、そっちの方がいい。

最近の賃貸物件ではコンロや浴槽が設置されていない場所も多く、そういった物件は一般的に家賃が少し安くなることが多いようです。

では実際にコンロをキャンセルしている人はどういった生活をしているのでしょうか。
“コンロなし生活”をブログで発信する女性の自宅にお邪魔させていただきました。

ぴろりんさん:
(Q.コンロを置く場所は?)ここですね。2カ月前くらいに引っ越してきたが、(コンロを置くことは)全く検討すらしませんでした。

5年ほど前からコンロを使わない生活をされているそうで、キッチンのコンロスペースにはオーブンレンジが置かれていました。

では、この生活を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

ぴろりんさん:
(子どもが)つかまり立ちを始めて、つかまり立ちするとちょうどここの辺(コンロ付近)なんです。よいしょってした時にこの辺で、ガスコンロのカチっていうところ(スイッチ)にちょうど手が触れそうだった。その時はガスコンロをガムテープで貼って使えないようにしていたが、ガスコンロは難しいなっていうのがきっかけ。

当初、子供のためにコンロをキャンセル。
コンロの代わりに様々な調理ができる電子調理鍋やオーブンを使って代用しているといいます。

また、コンロを設置しないことで大きなメリットがあったといいます。

ぴろりんさん:
掃除ですね。油はねがないので、換気扇も全く汚れないですし、掃除の部分が一番メリット。

さらに、連日の猛暑の中、コンロの火の前にいることがなくなり、汗だくで調理をしないでよくなったことも良かった点だと話していました。

今、注目が高まる“コンロキャンセル界隈”。
生活スタイルも多様化が進んできているのかもしれません。