大阪府警・生活安全部生活安全特別捜査隊に所属する53歳の警視が、ことし6月下旬、大阪府内で10代の女性の体を触るなど、わいせつな行為をした不同意わいせつの疑いで逮捕されました。
いわゆる「パパ活」をしていたということです。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、大阪府警生活安全部・生活安全特別捜査隊に所属する警視の辻本浩嗣容疑者(53)です。
警察によると辻本容疑者はことい6月下旬、大阪府内のカラオケの個室内で、10代の女性の体をさわるなど、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
警察によると、先月上旬、被害女性の家族からの行方不明届を受けて、捜索していた警察が女性を発見。
行方がわからなかった期間について事情を聞いたところ、いわゆる「パパ活」をして、SNSを通じて知り合った成人男性から現金をもらう見返りに、体を触られるなどのわいせつ被害を受けていたことがわかりました。
警察が「不同意わいせつ事件」として捜査を始め、女性からさらに話を聞き、発生現場付近の防犯カメラ映像を精査するなどした結果、辻本容疑者の関与が浮上していました。
調べに対し辻本容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は今後、余罪の有無や金銭の受け渡しについて、明らかにする方針です。
大阪府警は「警察官としてあるまじき行為であり、言語道断であります。今後の捜査結果を踏まえて、厳正に対処します」 とコメントしています。