神戸市のマンションで24歳の女性を殺害した疑いで逮捕された男が、事件3日前に別の女性の後をつけていたとみられることが分かりました。
東京都の会社員・谷本将志容疑者(35)は今月20日、神戸市中央区のマンションで住人の会社員・片山 恵さん(24)をナイフで襲い殺害した疑いがもたれています。
谷本容疑者はおよそ50分間、片山さんの後をつけ、オートロックをすり抜けてマンションに侵入し犯行に及んだとみられています。
捜査関係者への取材で谷本容疑者が事件3日前に宿泊先のホテル近くで別の女性の後をつけていたとみられることが分かりました。
捜査関係者によると谷本容疑者とみられる男が20代の女性の後をつけ、マンションのオートロックをすり抜けていたということです。
女性は見知らぬ男が入ってきたことに気づき、奥のスペースに避難し時間を置いて確認すると男の姿はなくなっていたということで、谷本容疑者の逮捕の報道を見て警察に相談したということです。
谷本容疑者は片山さんについて「全く知らない女性」と供述していて、警察は谷本容疑者が狙う女性を入念に物色していた疑いがあるとみて、詳しい動機などを調べています。