噴火警戒レベル2が継続されている岩手山について話し合う岩手県の検討会が8月26日に盛岡市で開かれ、「山の東側の入山規制の緩和を見据え、安全対策を講じるべき」との考えが示されました。
県の火山活動に関する検討会には、大学や気象台から専門家ら10人が出席し、岩手山の火山活動について話し合いました。
岩手山を巡っては2024年10月、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、現在(2025年8月27日時点)も入山規制が続いています。
26日の検討会では、火山活動は全体的に低下傾向にあるものの、山の西側の大地獄谷周辺で水蒸気爆発の危険性があり、引き続き警戒が必要との考えが示されました。
一方で、比較的活動が落ち着いている山の東側については入山規制の緩和を見据え、安全対策を講じるべきと指摘しました。
具体的には、気象台などが異変を把握した際、自治体などに対しモバイルメールで迅速に伝達する仕組みが必要だとしています。
検討会では今後、噴火の対応などを議論する県の火山防災協議会に対し、2026年の山開きをめどに安全対策を講じるよう提言する方針です。