囲碁の名人戦が26日から2日間の日程で鹿児島市のホテルで始まりました。
また、名人戦にあわせて子供から大人まで囲碁を楽しく学べるイベントも開催されました。
鹿児島市で行われる第50期囲碁名人戦の第1局。
2024年、世界最大の国際戦で日本人として初優勝した一力遼名人に、歴史的大混戦を勝ち抜き、挑戦者となった芝野虎丸十段が挑みます。
対局は一力名人の先手で始まり、城山ホテル鹿児島の会場には緊迫した空気が漂っていました。
名人戦は27日も行われます。
また鹿児島市中央公民館では午後1時半から大盤解説会が行われます。
安楽遥記者
「名人戦の会場から車でおよそ5分、緊迫した会場とは打って変わって子供たちが楽しそうに囲碁を学んでいます」
鹿児島市のカクイックス交流センターでは名人戦にあわせて囲碁を楽しく学べるイベントが開かれました。
「ここで囲んでるからこれは取れる石だよ。全部周りを囲んでる」
囲碁を知らない人でも基礎から学べる無料の入門教室や、現役のプロ棋士たちが一手ずつ交代しながら打つ上級者向けの指導碁会で、来場者は囲碁の楽しさに触れていました。
参加した子供
「楽しいけど、やっぱり強い。プロになれたらなりたい」
「初めての手を打ってもらえて、それで新しい手が生まれるから楽しい」
「これからの囲碁の参考になる」
囲碁フェスティバルは26日だけの開催です。