温室効果ガス問題への取り組みとして中小企業を対象にした「脱炭素経営セミナー」が長崎県佐世保市で初めて開かれました。
アスエネ事業部・営業部 篠浦 優希 マネージャー
「50年に向けてゼロ。30年に向けて46%減らす」
佐世保市は2022年に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みを続けています。
26日は10の企業と団体向けに初めて「脱炭素経営セミナー」を開きました。
セミナーでは「取引先から脱炭素の取り組みを求められるケースが増えてきた」との報告や、「脱炭素の活動が企業価値の向上につながっている」との話が出ました。
企業からの参加者は
「これをきっかけに勉強して(脱炭素の)サービスを広げていこうとセミナーに参加した」
佐世保市ゼロカーボンシティ推進室 斉藤珠乃 主事
「脱炭素経営のステップが3つ。知る、測る、減らす。まずは何よりも(脱炭素を)知ってもらうことからだと思う」
市は今後も市内の中小企業を対象に、CO2の見える化支援に取り組むとしています。