福岡県警は、警察官にウェアラブルカメラを装着させ、交通取り締まりや職務質問が正しく行われたかどうかを確認するモデル事業を始めると発表しました。

県警が9月1日から始めるのは、警察官の胸に装着されたウェアラブルカメラで動画を撮影するモデル事業です。

県警によりますと、記録された映像と音声は職務質問などを客観的に検証する目的のほか、犯行の瞬間などが映っている場合は証拠として事件捜査にも使われます。

11月30日までの3カ月間、自動車警ら隊と博多警察署で計13台のカメラを活用し、効果を精査するということです。

このモデル事業は全国の複数の都道府県警で行われ、警察庁は、その結果を取りまとめ、早ければ2027年度にも本格的にウェアラブルカメラを導入したい考えです。

テレビ西日本
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